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バズルボローカ

ボルボロのブレブレにブレ?バレル?
では早口で三回。
ボルボロのブレブレにブレるバレるボルボロのブレブレにブレるバレるボルボロのブレブレにブレるバレる!

さて、バズルボローカはMH3におけるボウガン用バレルの一種で、前述の通りボルボロス素材で作成される。
おそらく名称の「バズルボローカ」は、「バズーカ」と「ボルボロス」を組み合わせ、「マズルブレーキ」の語呂に引っ掛けたものと推測される。
(このマズルブレーキとは大口径の拳銃や機関銃において銃身の先端部分の側面に穴が開いている構造の事で、弾丸射出時の燃焼ガスの噴出をコントロールすることにより、消音や反動?・銃身ブレ軽減の作用がある。)

このバズルボローカ、下位?ボルボロス素材入手時という比較的早い段階での作成が可能であるにも関わらず、筆者主観では他のバレルを圧倒する性能と個性を持っている。
下位で生産できるバレルでは攻撃力が突出して高く、通常弾貫通弾に特化した実用的な装弾数を持ち、おまけにシールド?機能付き。
代償として飛距離?補正が0.6、ブレが強増加で補正スキルを使わない限り弾がまっすぐ飛ばない。
ゲーム内では威力の為に他を犠牲にしたマニア御用達品と解説されているが…

MH3のボウガンを使っている諸氏にはご承知の通り、この飛距離0.6が脅威なのだ。
そう、単純な最終到達距離だけが変動するのではなく、弾の飛行経路がクリティカル補正距離と「貫通弾のヒット間隔ごと」縮むのである。
つまり、貫通弾の飛行距離あたりのヒット数は増大する、弾道上のダメージ密度(ヒット密度)が高くなっているのである。
又、クリティカル距離の短縮も、(回避を前転による軸ずらしに頼るため目標と距離を開けすぎたくない)ヘビィ?での貫通弾運用に際してはプラスに働く。後述の通常弾運用に関してもフォローできないほどの性能低下は起こらない。

具体的に言うと、まず貫通弾のヒット密度は、並サイズのアプトノスの横幅に3ヒットしてしまうほど高くなる。
ターゲットとなる大型モンスターは概ねこれよりも大きい訳で、つまりLv1貫通弾であればほぼ射撃方向を制限されずにフルヒットが見込める事になる。
と同時に、狙っている部位に通常弾的なダメージの集中が期待でき、弾丸防御の弱い部位を狙うことでダメージの上昇が期待できる。
これらは従来の貫通弾の欠点を克服するものであり、心理的にも弾丸あたりダメージに配慮しての撃ち控えを抑え、手数を増やす効果も持つ。

次にクリティカル距離の短縮、これはLv2通常弾のクリティカル範囲がおよそ前転3回分ほどになる。
これは大型モンスターの近距離攻撃の範囲外から弱点を狙撃するには十分な距離である。が、射手の足を止めたまま動き回るモンスターをクリティカル距離に収め続けるには不足と言える。
またLv1貫通弾のクリティカル距離は前転約1.5回〜3回の距離となる。
そしてこの距離は、(筆者主観だが)ヘビィにとっての理想的な立ち回りの距離とほぼ合致する。
これに対して飛距離1.2のボウガンであれば前転3回〜6回となる訳だが、この3回から始まるクリティカル範囲はヘビィの立ち回り(と筆者の趣味)からすると遠すぎる。前転でホーミング突進を振り切れないおそれのあるヘビィはこんなに距離を開けたくないのだ。

つまり、バズルボローカの飛距離0.6という射程補正は、標的に付かず離れずの距離を保ちつつ攻撃するヘビィボウの通常弾・貫通弾戦術にとってはこの上ない好条件なのである。
(逆に、飛距離1.0以上の長距離バレルは、走力があり回避能力の高いライト&非中折れミドルが遠距離で攻撃機会を稼ぐのに適していると筆者は考える。)
ただし、当然ながらクリティカル範囲は半分になってしまっている訳で、僅かな間合いの誤差がダメージの低下を招くことにもなる。ピーキーと言う言葉がピッタリだろう。

また、バズルボローカによって生じるブレだが、左右どちらかにブレのあるフレームと組み合わせて右ブレ大または左ブレ大にしてしまえば、スキルが無くても意外となんとかなる。
(また筆者主観で申し訳ないのだが)特に通常弾・貫通弾のクリティカルを狙う間合いであれば、リオレイアの頭程度の大きさの標的なら着弾点の変位を読んで当てる事はさほど難しくはない。チャナ?提灯?ドスジャギィの頭だって頑張ればなんとかなる。
更に、弾道が曲がると言うことは、標的モンスターの真正面に立たなくても中心軸に沿って貫通弾を通せる、と言うことでもある。例えば、リオレイアの正面ブレスに当たらない位置から頭→首への貫通弾射撃を狙うことは十分可能だし、3way?を外にかわした後に前転一回で同様の射撃に入ることもできる。
弾道がランダムに狂う左右ブレ大だと、流石にちょっと使いづらい。(ボルボロス側面やチャナの腹等の幅のある部位を撃つならなんとかなる。)

さて、ここでもうちょっと実戦的な性能を見てみよう。
クック先生?モガ?ロックラック?地方にはいらっしゃらないので、オフレイア先生(村の女教師)にご登場いただく。
用意する銃はバズルボローカ+ヘビィボウガン(Lv4)+サンダークルス?、攻撃力は力の護符?込みで271。
Lv2通常弾でレイアの頭に対してクリティカル射撃を行うと、討伐に要した弾数は85,74,78発、三回平均で79発であった。
左ブレを生かして弾道を中心軸に合わせてLv1貫通弾を撃つと、だいたい頭に2ヒット、首に1ヒットし、42.41,43発、平均42発という結果であった。
(尚、これは筆者の現在の腕での値である。Lv2通常弾のダメージ量はほぼこの辺で安定だと思われるが、より貫通弾射撃に精通したものが行えば貫通弾のダメージはさらに高くなると予想される。)
レイア頭というやや小さめの弱点に対しても、頭へのダメージ集中により通常弾の倍近い弾丸あたりダメージが出ている事が判る。
より大きな弱点部位に対しての効果は言うまでもないだろう。

ただし、何でもかんでもバズボロ貫通弾優位という訳ではない。この貫通弾ダメージが僅かな射撃条件の変化で低下する不安定なものである事は依然として変わらず、射撃状況に対するダメージの安定性と、なによりバーゲン時1発1zという経済性において、通常弾の優位は揺るがないと思われる。(バズボロ作った時点から貫通弾をバリバリ使ったらほぼ間違いなく金欠になる)
また、弾足が極端に落ちる水中では流石に有効射程が足りなくなってくる。ロアル?やチャナであればLv2貫通弾やLv3通常弾を水中用に用意することで対応できるが、動作が機敏で攻撃の激しいラギアが相手だと流石にちょっと苦しい感じになる。

しかし、無印よりボウガンを使い続けて、通常弾による弱点狙撃がとりあえず安定してきたガンナーにとって、この「射手の技量次第で更に倍近くのダメージ向上が狙える」という点はこの上なく魅力的である。
しかも、従来の貫通弾射撃における手数と弾丸当たりダメージの背反によるストレスを解消し、いざとなればシールドを頼りに強引な位置取りもでき、「ピーキーでありながら絶妙なバランス」で、射手を新たな火力の地平に誘う。

バズルボローカとは、そんな魅力に溢れたバレルであると筆者は考えている。

(追記:性能の由来に関する考察)
さて、余談の時間です。
上記のバズルボローカの性能、つまり威力大、射程短、貫通弾のヒット密度圧縮(余剰貫通力の減少)、という性能はどのように生まれているのだろう。

普通に考えれば、弾丸の運動エネルギーで目標物体に侵徹(弾丸が物体に穴を穿って進行すること)する徹甲弾(通常弾や貫通弾のような単純剛体の弾丸)の威力は運動エネルギー即ち速度の自乗に比例する筈であり、弾丸初速、射程、、威力、貫通力は比例して増減するはずである。
では何故、バズルボローカはこのような一見矛盾する性能を持っているのだろう。

筆者の予想はこうである。
即ち、バズルボローカのバレルには、ライフル砲のような螺旋が切られており、弾丸は(射線を軸とする)自転を与えられて射出されているのだ。
これにより、射出のエネルギー(弓の張力と火薬の爆発)の一部は弾丸の自転のエネルギーに変換され、初速と射程距離は低下する。
また、射出された弾丸は先端の歳差運動を伴う自転を行いながら飛行。そして目標に着弾すると、目標物質の抵抗を受け、直線ではなく螺旋状に侵徹する。
結果、射線方向への貫通力は直線に侵徹する場合よりも低下するが、逆に破壊力(侵徹により穿孔される体積)や打撃力(目標に伝達される運動エネルギー)は、弾丸が運動エネルギーを持ったまま目標を貫通してしまう場合よりも増加する。即ち貫通弾ダメージの線密度上昇である。

ただしここで思い出されるのは、モンハンのボウガンの弾丸は基本的には無自転で射出される有翼弾だったことである。(スコープ?で見ると判る)
この弾丸が高速で自転することにより、従来弾道を安定させていた安定翼の効果は大きく損なわれる。結果、弾道の安定性は「バレルが無いときよりも」悪化する。

これらの現象を考えると、バズルボローカの性能にピタリと符合すると思うのだが、どうだろうか。

…ただし飛行する弾丸をスコープで見ても、自転はしていない。残念。(><

バズルボローカ by:RedGlassさん - 2011/07/26(Tue) 20:26:52

[,MH3ボウガン]