偽トロキャプチャー
3DSで、モンスターの寝顔を撮影するためにはハードルがいっぱい^^
ひなたは、何年も前から「モンハン寝顔特集」というシリーズの動画をYoutubeにアップしています。これは、モンハンに登場するモンスターを寝かせてその寝顔を撮影する、というだけのものなのですが、もう100本以上になっています。
(上の動画は、MH2の時代に撮影したものです)
https://www.youtube.com/user/hinataMH/videos
しかし、最近寝顔撮影ははかどっていませんでした。
その理由の一つは、ゲームハードが3DSになったこと。いままでの据え置き機やPSPなら、画面を出力する端子があるので、そこから画像をキャプチャできていたんですけど、3DSには画像出力の端子がないんです。
もう一つの理由は、寝かせるときに愛用していた睡眠武器「おやすみベア」がMH3以降の最近のモンハンに実装されていなかったことでした。
しかし、MH4GやMHXで「おやすみベア」が復活したので、がぜんやる気が出てきました^^
画像出力がない3DSで、どうやって寝顔動画を撮影するのか。。それには「偽トロキャプチャー」というものを使います。
偽トロキャプチャーとは
3DSなどのハードウエアを改造して、ゲーム画面をPCに直接取り込むことができるようにするシステムのことです。部品だけのキットも売っていますが、ひなたは偽トロを取り付け済みの3DSLLを送ってもらうようにしました。(つまり、新品のハードをもう1個買って改造してもらったということです。)
これが、偽トロが装着されたnew3DSLLです。電源端子の隣に、USBの端子が一つ増設されています。
今まで使っていた3DSLLから、偽トロキャプチャーを内蔵した3DSLLにデータを引っ越ししました。SDカードってどこに刺さっているの?って探してしまいました。筐体内部に入っていて、ドライバーでネジをゆるめてカバーを外さないと見えないのですね^^
増刷された端子にUSBケーブルを挿して、PCと繋ぎます。PC側にはその信号を受信して再生するためのドライバとビューアをインストールする必要があります(発売元のWEBサイトからダウンロードできます)。
すんなり、3DSの画面と音声をPCで再生することができました。
でも、動画を作るまでにはまだいくつかの壁が立ちはだかっていました。
録画の問題
わたしはいままで、PCのソフトであるMHFとかSecondlifeの動画を撮影するときには、動画キャプチャソフトの flaps を使ってきました。これは、自動で撮影する画面の範囲を認識してくれたりする優れもののソフトです。
ところが、偽トロのビューアーの画面をキャプチャさせようとすると、なぜか画面範囲の認識がうまくいきません。いくらPCの画面でゲームの画面が見え、音が聞こえていても、それを動画ファイルにしなければ寝顔動画は作れないのです。
うまくいかないので、アマレコTVという別のソフトをつかってみることにしました。
アマレコTVは、多くのゲーム実況者が使っている定番のキャプチャーソフトです。
結果はとってもうまくいきました。
グリップの問題
わたしが3DSLLでモンハンをプレイするときは、グリップをつけているのですけど、偽トロのUSBケーブルをつけようとすると、グリップの一部が端子を覆ってしまい、ケーブルが付けられません。
そこで、工作が得意な人にたのんで、グリップをやすりで削ってもらいました。これで、グリップを付けたままUSBケーブルをとりつけられるようになりました^^
編集の問題
アマレコTVで録画された動画を編集するために、手持ちのビデオ編集ソフトEDIUS NEO を使おうとしましたが、素材の動画の画面サイズが特殊であったり、圧縮方式(コーデック)がAMV4というアマレコ独自形式であったりしてなかなか難しかったです。
そこで、aviutilを使ってみました。操作に慣れるまでちょっとかかりましたが、特殊な形式のファイルをそのまま編集でき、Youtubeへのアップに適した形式で出力できました。
このように、いろいろなハードルを越えて、撮影・編集・アップロードしたテスト動画がこちらです。
この動画の中で一カ所音声に途切れが生じている所があります。これが頻発するようだと、実用化にはまだまだということになりますが。。
とりあえずは、撮影の準備が整いました。MHXが切りのいいところまで行ったら、MH4Gに戻ろうと思います。
↑MH2時代に撮った寝顔?動画
このサイトは、ゲーム動画の作り方を解説するサイトではないので、細かい技術的なことは記事には書きませんし、わたしもうまく説明出来ません。そのような記事をお探しの方は、専門のサイトをお探し下さい。
偽トロキャプチャーは、ハードウエアを改造するものですから、任天堂などのメーカーサポートは受けられなくなります。使用は自己責任でお願いします。