特撮deないと!卯月
4月のひなたのイベント、脚本家・○林靖子さんの作品を特集しました。
「靖子にゃん」とも呼ばれる彼女は、多くの「ひなた好みの」特撮やアニメの脚本を手がけています。
特撮番組の脚本が書きたかった靖子にゃんは「特捜エクシードラフト」の脚本を1本書いて送りました。無視されて普通なのですけど、幸運なことに偉い人の目に留まり、脚本家として歩み始めることになります。
特捜ロボ ジャンパーソン(1993年 – 1994年)デビュー作、第40話のみ
実際の脚本を書き始めました。
電磁戦隊メガレンジャー(1997年 – 1998年)全51話中13本執筆
だんだん認められて、たくさんの本数を任されるようになります。
星獣戦隊ギンガマン(1998年 – 1999年)全50話中38話執筆
ついには、作品のメインライターになりました。
救急戦隊ゴーゴーファイブ(1999年 – 2000年)全50話中12本執筆
兄弟で災害に立ち向かうお話でした。それぞれの兄弟の個性を引き立たせるようなお話が多かったですね。そlしてお父さんがバラが咲いたの人^^
未来戦隊タイムレンジャー(2000年 – 2001年)全50話中40話執筆
複雑な人間関係や、それぞれのキャラクターが背負っている過去など、いままでの戦隊にはない魅力にあふれた作品になりました。
仮面ライダー龍騎(2002年 – 2003年)全50話中36話執筆
12人のライダーが殺しあうという衝撃的なストーリーと、各キャラの強烈な個性がひかる作品でした。
美少女戦士セーラームーン(2003年 – 2004年)全49話全話執筆
ダークなストーリーが得意な靖子にゃんですが、女の子向けの作品も手がけました。
轟轟戦隊ボウケンジャー(2006年 – 2007年)全49話中11本執筆
世界中に眠るお宝=「プレシャス」をめぐって複数の敵組織と戦うお話でした。ベテランのレッドと若いブラックの確執とか、イエローの正体とかいろいろ見どころ満載でした。
いつもひなたのイベントに応援で来てくれる「お父ちゃん」こと、さるまるさん、一人でできあがっていますw
仮面ライダー電王(2007年 – 2008年)全49話中45話執筆
イマジンたちの声優や佐藤健くんの演技がクローズアップされがちですけど、「記憶と時間と人の存在」についてのとても哲学的なお話でした。
BLASSREITER(ブラスレイター)(2008年)チーフライター
これはあまり知られていないアニメですね。ドイツが舞台の、ナノマシンによって怪物化する人々の群像劇でした。移民の問題など社会問題に斬り込んでいます。
侍戦隊シンケンジャー(2009年 – 2010年)全49話中42話執筆
私個人的に靖子にゃんの代表作だと思っています。主人公の「シンケンレッド」「殿」こと志葉丈瑠を松坂桃李くんが演じていますが、その殿には「家臣」=ほかの戦隊メンバーも知らない重大な秘密があって、それを知った時はわたしひっくり返りました。敵の幹部「腑破十臓」「薄皮太夫」の過去の話も鬼気迫るものがあって、すばらしかったです。
仮面ライダーオーズ/OOO(2010年 – 2011年)全48話中38話執筆
メダルで変身するライダーと、そのメダルの集合体である怪人「グリード」たちとの戦いを描いた作品です。個性あふれる敵味方の登場人物が魅力でした。「欲望」とは、といった哲学にも踏み込んでいます。
特命戦隊ゴーバスターズ(2012年 – 2013年)全50話中36話執筆
メンバーのそれぞれに「ニワトリを見るとフリーズする」などの弱点があるとか、一人はロボットだとか、異色な設定の戦隊でした。主人公たちの家族を「亜空間」から取り戻すために戦っていたけれど、結局取り戻せなかったとか、メンバーの一人はすでに半分死んでいたとか、ハードな展開でした。
ゴーストバスターズw
烈車戦隊トッキュウジャー(2014年 – 2015年)全47話中36話執筆
想像力=イマジネーションがキーとなっていた作品でした。追加戦士の6号がもと怪人だったとか、トッキュウジャーたち5人の正体が、じつは子供だったとか驚きの展開が満載でした。
仮面ライダーアマゾンズ(2016年 – 2017年)
ダーク好みの靖子にゃんのワールド爆発、みたいなお話でした。アマゾンプライム配信で、テレビではないため、テレビでは流せないような残酷シーンや悲惨なシーンが満載でした。テレビというメディアでいつのまにか「トゲ」を抜かれた「ライダー」ですが、考えてみれば仮面ライダーの原点はこんな「トゲ」のある世界だったのですよね。
ジョジョの奇妙な冒険(2012年 – 2019年)
第3部 スターダストクルセイダーズ
脚本の活動を、特撮からアニメに広げるようになりました。
第5部 黄金の風
JOJOシリーズすべての脚本を手掛けています。
進撃の巨人(2013年 – 2019年)
最近は割と原作付きのものが多いですね。
賭ケグルイ(2017年 – 2019年)
けっこうキューグリでおなじみの作品が多いですね^^
映画刀剣乱舞(2019年)
「刀剣」といえばコアな女子ファンが多いジャンルです。実写映画の脚本家として靖子にゃんの名前が挙がったとき、刀剣クラスタからは不安の声も上がったそうなんですが、特撮クラスタのほうから「靖子を信じろ。しかし、覚悟せよ」というメッセージがあったそうです^^出来上がった作品の評価も高かったようですよ。
SLの刀剣女子たちも踊ります。
どろろ(2019年)
これは、原作手塚治虫のマンガですが、かなり自由に脚色しているようです。そのほうが靖子カラーが出て生き生きした作品になる気がします。
靖子にゃん特集はここまで。
延長は、さいきんひなたがお気に入りのアニソンを流しました。
「ガーリーエアフォース」お話はまあまあでしたが、歌は好きです。
ちょっと高かったけど、登場する飛行機を購入しちゃうほど。
「翠星のガルガンティア」
最新の番組ではありませんが、ひなたは当時見ていなかったのです。
とてもよくできたSFだったと思います。ロボットのチェインバーがとても人気ですね。2クールでもっと日常を描いてほしかったな、とおもいます。
「TIGER&BUNNY」
これも旧作ですけど現在進行形でひなたが見ている作品です。ヒーローの各キャラが魅力的ですね。最新のものを追いかけるよりも、良作と言われるものをこうやって後から見るのもいいなあとおもいます。
ちょっとテーマがコアすぎで、心配して見に来てくれた人もいましたw
また、寝落ち者が3名も出ちゃいましたw
実は今回が平成最後の「特撮deないと!」となりました。令和最初となる来月のイベントは、ぜんぜんちがった感じでやってみようと思ってます。