ひなたの雑記帳

最近はセカンドライフで遊んでいます

ビットコイン騒動で思い出されたセカンドライフ

SecondLife

 セカンドライフは、2007年頃マスコミで大きく取り上げられました。
「これからのインターネットはこれだ!」みたいな。


(2007年当時のセカンドライフのスクリーンショット)

で、よくわからないまま企業が次々参入しましたが、結局定着しないままブームはあっという間に去りました。

セカンドライフは万能おもちゃ箱
セカンドライフとは、自分たちの手でありとあらゆるもの・ことを作り出すことができる、「万能おもちゃ箱」的な遊びだと思っています。

その魅力に気づかないまま「儲かると聞いてやってきたけど儲からないや」と、ほとんどの人は去ったわけです。儲かるかどうかしか興味が無いひとにとっては「セカンドライフは失敗」なんでしょうね。

私から見れば「ブロックおもちゃを渡されて、なんにも作れないよう、つまんないよう、と言って投げ出した子供」のように見えますけどね^^「ものづくり」に限定する話ではなくて、いろんなことを与えられるのではなくてじぶんたちでやっていく という広い意味ですけどね^^


(2007年当時のセカンドライフのスクリーンショット)

ブームが去った後も少数ながらユーザーはいて、7年の間にはいろいろな技術の進歩もあり、昔よりいろいろ楽しい世界に変貌しています。わたしはそこで仲間を見つけ、楽しい日々を過ごしています。

ビットコイン騒動で思い出されたセカンドライフ
ところが最近「ビットコイン」というものに注目が集まり、その大きな取引所の破綻が伝えられると「セカンドライフ」みたいだ、という論評を見かけるようになりました。個人のつぶやきから、全国版の新聞のサイトの記事でまでも・・

まず、SecondLifeの通貨「リンデンドル」が引き出し不能になったことはないと思いますよ^^もっとも、わたしはお金を払うばかりで、リンデンドルから現実のお金に変換して引き出したことなど1度もありませんけどね^^あそんでお金払ってるんだからそれでいいんです。

ビットコインにしても、セカンドライフにしても「投機などで一儲けしようとした人たちが」失敗したのです。

セカンドライフはちょっとかわったオンラインゲームでしかなく、大成功もしていなければ失敗もしていないというのが住人の実感ですね

わたしは近い将来セカンドライフ内に土地を買おうと思っています。(いまは借りてますが)それは、土地転がしで儲けてやろうとかそういうことじゃなくて、純粋にその土地に価値を見いだしているから。

バーチャルなものにお金を払うなんてw

と笑う人は笑えばいいとおもいます。バーチャルという点ではソーシャルゲームとか他のネットゲームにお金を使っているのと同じですから。他人には無価値とも思えるものに価値を見いだすのが「趣味」というものではありませんか。

で、結局なにが言いたいかというと、セカンドライフのことはもうそっとしておいて欲しい。終わったと思ってる人はそう思っておけばいい。7年も前の知識だけでしたり顔で論評するのは恥ずかしいですよ?ということです。

そして、曇っていない目でこの世界の楽しさが見える人がいたら、参加してみて欲しい。そう思います。

(注)昔、セカンドライフ内の「銀行」が破綻したことはあるそうです。
ただ、その「銀行」はセカンドライフを運営する「リンデンラボ社」がやっていたものではなく、今考えればはじめから詐欺くさかったらしいです^^;
いまは、規制があるのでそのようなものは存在しません