特撮展
東京都現代美術館でひらかれている特撮展にいってきました。
平日だったのでわりとゆっくり見れましたが、土日だったらかなりの人出なのだそうです。
訪れる人は、ちびっこから、初代ウルトラマンをリアルタイムで見ていたようなおじさままで
幅広く、女性の姿もちらほらありました。
東宝、大映の怪獣映画と、ウルトラについての展示が多かったです。
(レンジャー、ライダー系はあまりありませんでした)
今回の展示の趣旨は
失われつつあるミニチュアワークの技術
です。だから、巨大な怪獣がメインなのでした。等身大ヒーローである戦隊やライダーはちょっと違うのでした。それに、たとえ巨大であってもCGでは違うのでした。
展示物のメインは、実際に撮影で使われたミニチュア、それからデザイン画などです。
初代ウルトラマン、ウルトラセブンあたりのデザイン・造形はシンプルでユニークで芸術的ですらあります。
そして職人技でそれらを立体化して、職人技でそれらを動かしたのです。
今はCG全盛で、このようなミニチュアの職人技は残念なことに失われてしまいつつあります。でも、やはり存在感というか、暖かみというか、CGにはない魅力があるのです。これからの特撮も、できる限りCGばかりではなくミニチュアワークも使って欲しいなと思いました。
ほとんどの展示物は撮影禁止でしたが、ミニチュアセットの街だけは中に入って撮ることができました。怪獣になってこの街を破壊したいと思ったのはたぶんわたしだけではないはず(^_^)
展示の最後には、庵野監督による短編映画「巨神兵東京に現る」が上映されていました。ナウシカの巨神兵が東京の街を破壊しまくるだけの映画ですが、この映画もCGに頼らずミニチュアワークによって手間ひまかけて作られたものです(^_^)
朝10時から展示会場にはいりましたが、夢中で展示を見ていたら、午後2時をまわっていました。。
もともと特撮ヲタクなひなたですが、ますます特撮が好きになりました(#^.^#)
東京都現代美術館 https://www.mot-art-museum.jp/