「誰もいない」
お隣に住んでいる人を一度も見たことがありません。
わたしが仮想世界セカンドライフの中に持っているわたしの家。
そのお隣には一年中、季節が秋のままの場所があります。
そこに住んでいる人に私は一度もお会いしたことがありません。
だからそこは、住む人のない「廃墟」なのでしょうか。
よく観察してみると、ときどき置いてあるものが変化したりしています。
隣の住人さんとわたしとは、行動パターンが違うので出会うことがないのでしょう。
セカンドライフの適当な場所に飛んでみても誰もいない・・それはある意味当たり前です。
偶然にほかのユーザーに出会う確率はそんなに高くないのです。
一人ひとりのユーザーは1日何時間インするでしょう?
すべてのユーザーが毎日インするでしょうか?
現実世界からログアウトすることはできないので、わたしたちの肉体は24時間この世にありますが、
わたしたちのアバターがセカンドライフ世界にいるのは、
アクティブなユーザーでも1日2~3時間といったところでしょう。
一方そのユーザーのSL世界の「おうち」は24時間そこにあるわけです。
わたしは毎日のようにインしていますけど、
わたしの家、ひなたハウスにいるのは24時間のうち数十分といったところです。。
あと、欧米と日本の時差も考える必要があるでしょう。
日本ではネットのゴールデンタイムでも
欧米ではまだ昼間の仕事中の時間であったり、早朝であったりします。
そんな時間にセカンドライフにインする暇な人がたくさんいるでしょうか?
ここは、SHODOSHIMA SIM というところにある小さな島。
ここに誰かがいることはほとんどないでしょう。
その上空2600メートルにこのような円形の建造物がありますが、
夜の9時ぐらいまでは誰もいないことが多いでしょう。
それが、夜10時になればこんな世界に変貌します。
そう、ここはわたしが毎晩のように通いつめる *CuteGrin*
地上2600メートルというZ座標も含めた「場所」と
日本時間で22時~0時という「時間」を知らなければ、
ただの無人の島でしかないのです。
仮想世界セカンドライフ。
ここは「無人の街だ。廃墟だ。」
というめがねではなく、
ここは「空間と時間を越えて地球上のいろんな場所からいろんな時間にアクセスしている場所だ。」
というめがねで見てみてほしいな。。
セカンドライフの世界で自分の思ったような人に会うためには、
それなりに情報収集をしてから行動しないと。
日本人に会いたい場合は「すりんく」などのサイトを使うといいと思います。すりんく http://sl-link.com/
外国の場合そのようなものはあるのかなぁ