イタリアにクールジャパンを求めて
ボンジョルノ!
わたしひなたは、1週間イタリアに行ってきました。
仮想空間じゃなくてリアルでです。
観光旅行かといえば、まあそうなんですけど、あちこちの観光地を駆け足で回るのではなくて、それよりも腰を落ち着けて庶民的なところをゆっくりあるくのが目的です。
イタリアに「クールジャパン」はあるのか?というのが1つのテーマでした。駅の本屋さんに入ってみましたが、アナ雪などのディズニープリンセス系とかスパイダーマンなどのマーベルヒーロー系とかしかみあたりません・・
見つけました!「ダンまち」「俺妹」「東京グール」「ワンピース」そして「JOJO」
ひなた、イタリアが舞台のJOJO第5部イタリア語版の単行本を購入しました^^
もっとコアなクールジャパンはないのでしょうか?
もしかしてイタリアいちオタクかもしれない店を探して行ってみました。
ありました!マジンガー系がいっぱい!
闘士ゴーディアン!
これは超マイナー!
グレンダイザーの元となった「宇宙円盤大戦争」ガッタイガー
グレンダイザーとヤマト2199
1970年代のものと、いまのものが普通に同居している不思議な空間です
新しい「ワンパンマン」もありました
セーラームーン。人気は世界共通なのかな^^
古めの東映アニメDVDです。ゲッターロボ、ラセーヌの星、無限軌道SSXなど。。
ダイターン3。ラテンなノリがイタリアにあっているかも。
特撮系は少なくて、これぐらいしか見つかりませんでした。しかも、日本からの輸入品のようで、これを買って帰っても・・というかんじでした。
イタリアで、人気の日本アニメといえば、一番有名なのは「鋼鉄ジーグ」だといわれています。
最近のイタリア映画でも「皆はこう呼んだ 『鋼鉄ジーグ』」などというのが作られていて、イタリアのアカデミー賞「ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞」でで最多ノミネート・最多受賞したりしたとか。
イタリア人のジーグ好きは、この動画を見ればおわかり頂けるでしょうかw
ひなた、お店のお兄さんに「ジーグの歌」をちょっとだけうたってあげました^^
お店にも当然、ありました!鋼鉄ジーグの大型フィギュア。
ジーグのDVD!
ジーグとアタックNo1のDVD予約?アタックNo1はMIMIなんですね・・
ゆっくり見て回れましたが、けっきょくここでひなたは「岸辺露伴は動かない」のイタリア語版を購入しました^^
ゲーム屋さんにも入ってみました。店員さんがすぐ寄ってくるので写真撮れませんでしたが、MH4アルティメイト(日本のMH4G)が売られているのを見ました。それから、空港で子供が3DSじゃなくて2DSで遊んでいるのを見ました。
イタリアに、「クールジャパン」はしっかりありました。
もちろん、こんな店にばかり行っていたわけではなくて、ちょっとは観光地にも行きました。サイフをとられかけたり、勝手に写真を撮って売りつけられそうになったり、物乞いはあちこちにいたり。。疲れることも多かったです。ラクガキもいっぱい。タトゥをしたひともいっぱい。日本の感覚ではうえぇということも多かったです。
でも、この国ではラクガキとかタトゥはそんなにたいした問題ではないんじゃないでしょうか。
むしろ、創造性とかの表現なのかもしれません。日本の感覚だけで世界ははかれない、ということなのかも。
調べたお店に行ってみたけど「夏休み」です、みたいなことがよくありました。日本は24時間、年中無休みたいな方向性ですよね。お店が開いてなかったのは残念だけど「休むときは休む」というのはいいなぁ^^
ほかにイタリアでおどろいたことは。。
公衆トイレが有料。1ユーロコインがないとトイレに入れません。
空港や大きな駅に武装した軍人さんがいる。テロ対策なのでしょう。
建物の階が、地上は1階じゃなく0階、その上が2階じゃなく1階。地下1階は-1階。数学的に合理的です。
旅の後半では、スーパーに行っていろいろ食材を買って、宿にある簡単なキッチンでお料理したりすることが多くなりました。そういうことも、今回の旅の目的だったんです。
カプレーゼ(JOJO4部でトニオさんが作っていたサラダ) 肉屋さんのソーセージ パスタ(麺をゆでて、瓶詰めのソースをかけただけ^^;) とか、いろいろ作ってみました。エスプレッソを作ってみるなんてこともやりました^^
BGMに鋼鉄ジーグなどの70年代なロボットもののテーマソングをかけながら、その食器などの洗い物をしたりして^^
イタリアの大衆車、フィアット。可愛いですね^^でも、日本で買うとけっこう高いし維持も大変みたいなので。
SLのフィアットでがまんすることにしました^^
イタリアからインターネットを通じて、いつものみんなとキューグリダンパすることもできました。海外旅行中にやるようなことじゃありませんけどね^^
長かったような、短かったような、不思議なひとときでした。いろいろ戸惑うこともあったけど、来るときよりもイタリアが好きになりました^^
アリアリアリアリ・・アリヴェデルチ!(さよならだ)